サポートメンバーの出番多すぎ?侍ジャパン強化試合の違和感。「意味あるの?」の裏に潜む常設化の功罪

2026年WBC本戦を目前に控え、各地で行われている侍ジャパンの強化試合。明日3月2日はオリックス、3月3日は阪神との対戦が予定されています。しかし、連日の試合を観戦しているファンの間では、ある「違和感」が広がっています。

📊 誰の「強化」?目立つサポートメンバーの多用

主力は2打席で交代: 正式な代表メンバーが数打席でベンチに下がり、試合の半分以上を「サポートメンバー」が消化する光景。

佐々木泰(広島)らのフル出場: 2試合続けてフル出場するなど、もはや「広島の若手テスト」のような状態に。

試されないオプション: 佐藤輝明の外野守備など、本戦で起こりうるスクランブルへの備えもテストされないまま試合が進む。

「何を見せられているの?」: オリックスの東松快征らが登板するイニングでは、守備もサポートメンバーばかり。メジャー組が合流していないとはいえ、代表の強化としては疑問符がつく内容。

🔍 なぜ「無駄に見える試合」を繰り返すのか?

答えは、侍ジャパンの**「常設化」に伴う集金構造**にあります。

常設化による固定費の発生:

全世代(U-12からトップまで)をブランド化したことで、年中発生するスタッフの人件費や運営費、子供たちの遠征費を稼ぎ続けなければならない。

スポンサー契約の「縛り」:

高額な契約を結ぶスポンサーに対し、露出機会(試合)を定期的に提供するノルマが存在する。たとえメジャー組がいなくても、試合を組まなければ契約が成立しない。

オフの試合も「興行」優先:

毎年11月などに行われる試合も同様。「野球界の未来のため(普及活動)」という大義名分はあるが、実態は組織維持のためのキャッシュ確保。

💸 最大の要因は「MLBによる収益独占」

そもそも、なぜ侍ジャパンはこれほどまでに「自前で集金」しなければならないのでしょうか。

WBC収益の不平等な構造:

WBC本戦のチケット・放映権収入の大部分は、主催であるMLB(大リーグ)側に吸い取られる。日本で開催しても、NPBに入る取り分は驚くほど少ない。

Netflixの独占放映権料も…:

話題となったNetflixによる莫大な独占放映権料も、その多くはMLBの利益となる。

「強化試合」だけが純利益:

日本が独自に主催する強化試合は、MLBに中抜きされない。だからこそ、本戦に集中したい時期であっても、NPBは「無駄な試合」で小銭(といっても数億円単位)を稼がざるを得ない。

🏁 結論:選手は悪くない。問われるのはNPBの交渉力

選手の疲労リスク: 慣れないポジションや過密日程で、主力に怪我のリスクだけが募る。

ファンの辟易: 1万円を超える高額チケットを買い、サポートメンバーの練習試合を見せられるファンの不満。

必要なのは「対等な交渉」: 日本の代表人気にオンブに抱っこのWBC。NPBトップは、この不条理な収益構造を改善すべく、MLBに対してより強い姿勢で交渉すべきではないか。

「世界一」という夢を背負わされた選手たちが、組織の維持費を稼ぐために消耗する。そんな構造が続く限り、強化試合への違和感は消えることはありません。

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